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まさか!? カラダの硬さを作る重要な問題! カラダが硬い! それってなぜ⁉~その2~


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カラダが硬い! 

 

そんな方の為に、前回より硬さの原因・ケアの問題点についてお話しました

 

深く考えることの少ない『カラダの硬さ』について

 

ご自身のカラダ・ケアについて、少し興味・関心を持っていただけたでしょうか

 

今回はその第2弾!!

 

カラダの硬さを作っていたのは、まさかのアレ!!

さを作ってしまうアレ!!

そう!

 

あれです! 

 

誰もが皆、いつもしているアレ!

 

『呼吸』です!!

 

昨年から特に気になっているんです

 

理学療法士として携わらせていただく方でよく感じるのが

 

『硬さ』の出やすい方の特徴として感じるのが『呼吸』に問題があるということです

 

 

先にお伝えしますが

 

私は呼吸の専門家ではありません

 

呼吸器の専門の資格を持っているわけでもないのに伝えていきますので

 

もし「言ってることがおかしい!」とか「これは~という意味だぞ!」とか「もっと勉強しろ!」とか

 

専門でされている方にはご不満やご指摘があるかも分かりません

 

その際は、もっと勉強したいので色々教えてください! 連絡ください!

 

携わらせていただく方の為になるのであれば、色々な知識を学び・取り入れたいです

 

私の臨床の中での感じること・結果を踏まえてお話していきます

吸を使うエクササイズ

呼吸を意識しながら行うエクササイズは多く存在するようになりました

 

その中でも、歴史が長くメジャーなものとして3つ

 

『ピラティス』『ヨガ』『太極拳』

 

 

ピラティスやヨガを行っている方は大変多いように感じます

 

インストラクターになっている方も多いです

 

理学療法士でも多くいますし、それ以外の方でも多くいらっしゃいます

 

 

ピラティスとヨガには呼吸の違いがあります

 

 ピラティス ⇒ 交感神経を用いる

  ヨガ   ⇒ 副交感神経を用いる

 

注目したい点でお話するので、交感神経・副交感神経だけに的を絞っていきます(呼吸のやり方なども違ったりする)

 

 

交感神経・副交感神経をザックリ説明すると

 

 交感神経  ⇒ 緊張・活動状態

 副交感神経 ⇒ リラックス・安静状態

 

 

ピラティスは元々はリハビリテーションに用いる『エクササイズ』として考案されたものです

 

『エクササイズ』なので『活動』を目的としているため交感神経を用いるのでしょう

 

 

ヨガは瞑想・呼吸も用いて心と体を結び付け、心身が安定した状態を整えることを目的としている(と理解してます)

 

ピラティスとは逆に『リラックス』した状態で心身の状態を整えるので副交感神経を用います

 

 

呼吸法で『どちらが正しい!』というのは、私は考えていません

 

むしろ、自分のカラダなんだから、どちらもコントロールできる方が最強じゃん!

 

そう!

 

どちらかだけが優位になりすぎている方が多いんです!

さ作る呼吸

交感神経 と 副交感神経のお話をしましたので、どちらが硬さを作るかはお分かりでしょう

 

交感神経の役目としてあるのが、『緊張・活動状態』でしたよね

 

交感神経が優位である状態では筋肉の硬さを生んでしまう、ということです

 

だからって交感神経を用いるピラティスがダメ!ってことではありませんよ

 

私もピラティスの考え方を取り入れている部分もありますから、優れたエクササイズメソッドだと感じています

 

 

どちらのメソッドにも言えることですが、問題と感じている部分があります

 

インストラクター・指導する方が

 

 ①間違えて指導している場合がある

 ②大勢を相手にエクササイズ指導をしている場合、ちゃんと出来ているのか一人ひとりをチェックしていない

 

①に関しては、問題外ですが、やはりあります…

 

最近では様々な方々がインストラクターとなっています

 

中には、

 

カラダの事(解剖学・運動学etc)を十分に理解せずにインストラクターになってしまい指導している方もいます

 

間違った解釈の知識のもと指導している方もいることを注意してほしいと、悪くなった方を見る度に感じます

 

②に関しては、大勢を相手にセッションしているので、

 

決まった時間の中で行うとただただ簡単な指導だけになるのでしょう

 

仕方がないことかも分かりませんが、どうにかならないのかな~とも感じます

 

 

一番に感じるのは、インストラクター・指導者が『障害の事を分かっているのか?』という点です

 

大勢で行うエクササイズでよく聞くのが、

 

「もっと遠くに(伸ばして)」とか

「真っ直ぐしてー」とか

 

そんなインストラクターからの声…

 

なぜ伸ばせないのか? なぜ真っすぐを保てないのか? 

 

それを考えて行えていないことがほとんどでしょう

 

さらに言うと、

 

その伸びないカラダをそれ以上伸ばしていいのか⁉

伸ばすことで・その動きで障害を生まないのか⁉

 

真っ直ぐ保とうとするそのやり方は本当に正しい動きなのか!?

その動きで障害を生まないのか⁉

 

インストラクターの多くは『治療家』ではありません

 

障害について理解していない方がインストラクターとなると、問題を生じる危険性があるかもしれませんね

吸の特徴

硬さの出やすい方の呼吸の特徴として個人的に感じているのは

 

『浅く・早い呼吸』

 

カラダを動かそうとするときにも特徴があり、すぐに抵抗しやすい緊張状態の方が多いです

 

このような方に普通の呼吸法を伝え行ってもらうと、苦しくて回数を多くは続けられないという方もいます

 

最近多いのが『太極拳』をしている方、そんな方を続けて診る機会があったのですが

 

皆さん呼吸が太極拳で教わった呼吸パターンが強くなり過ぎているのか、普通の呼吸法が全く出来ていませんでした

 

導入として普通の呼吸法を教え、それを続けていくだけで筋肉の緊張は減り、硬さも減ってきているという現象

 

やはり普段の呼吸の仕方が筋肉の硬さを作ってしまうのだなと、最近確信しつつあります

 

太極拳は、『丹田』を意識します

 

お話を聞くと、呼吸の吸う時(吸息時)に「下腹部を膨らませるようにする」方法

 

ここがチェックするポイントでした!

 

吸息時に下腹部を膨らませるようにすると、肋骨は動きが制限されます

 

通常の呼吸では、肋骨には動きがあり、広がる動きをします

 

動くはずの部分が動かなくなり、筋肉を固め過ぎてしまう結果になっていたのではないかと考えられました

 

良くない方法での呼吸方法が『カラダの悪いパターン・クセ』になってしまった悪い例でしょう

 

吸は基本を大事に!

基本を大事に! そこからの応用!

 

 

呼吸だけに限らず、カラダの動きに関してはそこを一番に考えて対応するのが私の考え方・やり方!

 

その方に何が必要なのか? どんな方法でエクササイズを行うのが良いのか?

 

大勢を相手にでは行えない、その方に必要なオーダーメイドなエクササイズを考えていく

 

障害を起こさないなんてのは当たり前ですが、医療機関で働いていると多いんです

 

「運動しているのに痛みが出てきた」

 

特に、流行りのエクササイズがあって、全国で広まりだすと、

 

全国の整形外科には、そのエクササイズを行ってから痛みが出た! なんて方が増えるんです…

 

自分のカラダに何が必要なのか!?

 

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