外反母趾攻略でパフォーマンスアップ

前回のブログで少しお話した外反母趾

 

今回はその外反母趾について、

 

①その特徴

②シューズ選びのチェックポイント

③インソールについて

 

今までの経験も含めてお話させていただきます

見た目にも分かりやすい形になりますから多くの方が

 

「外反母趾だ」という親指の状態をご存じかと思います

 

しかし、

 

自分自身では気付いていない方・気にしていない方が

 

意外と多くいらっしゃいます

 

来院される方でも　　「え？そうなの⁉」

 

そのような反応をされる方は多いです

 

図に示すように、外反母趾を『軽度・中度・重度』と分類されます

 

変形が強くなるにつれて、指の付け根が側面に突出した状態になるため

 

シューズの側面が接触して痛みを誘発してしまいます

 

外反母趾の状態であってもすべてに痛みが出現するわけではありません

 

痛みがないから特に気にしていない・気付いていない方がいるわけですね

 

「痛みがないからまぁいいか！」

 

多くの方がそう考えるでしょう

 

ただ、

 

スポーツをされる方はそうはいきません！！

２つの図があります

 

正常な親指 と 外反母趾の軽度に満たない親指

 

〇印の爪の向きに注目してください

 

正常な母趾は、親指の爪がしっかり上を向きます

 

一方、外反母趾の軽度にも満たない状態の親指ですが、爪の向きは内側を向いています

 

このような捻じれ方をしている状態を親指の『外反』と呼びます

 

軽度にも満たない状態ですが、すでに問題は生じています

 

地面に接地する指の裏は、内側しか接地できないのです！

 

これはスポーツをしている方にとっては大問題！！

 

立っている姿勢・走る動作・片足で踏ん張る動作・ジャンプ・ターン

 

どの動作でも親指に体重が乗って、しっかり地面に接地して、力を発揮できることが重要になります

 

軽度にも満たない状態でも指の接地がゆるくなると、それはパフォーマンスに影響するでしょう

 

このあたりはまだあまり取り組まれていない点ではないでしょうか

 

足の指の使い方でパフォーマンスが変わることを証明してくれたのが

 

前回のブログで紹介した外反母趾の小学生が良い例です

 

指の機能面を改善させることで、十分な接地と力の発揮を手に入れることが出来るでしょう

 

特に、軽度に近い状態であれば、正常な状態に改善できると考えています

 

スポーツをされる方へ

 

外反母趾の変形が強くなる前に、しっかりと親指の機能を改善させてみませんか？

実際に試してみてください

 

図のように、足の甲の部分を握り左右から押さえてみてください

 

指の突出は減り、爪の向きも上向きに変化するのが分かるでしょう

 

力の入り方も変わります

 

座ったままでいいので、爪先立ち（かかと挙げ）をしてください

 

親指の接地の仕方、力の入り方に違いに気が付いてもらえたでしょうか？

 

この部分はシューズの紐の穴でいえば、上から１～３つ目のあたりです

 

もし、幅広のシューズを履いていると

 

シューズの機能で足の機能を高めてあげることが出来なくなります

 

足の甲を締めることが出来ず、親指の機能を十分に発揮するための補助をシューズが出来ません

 

多くのシューズ販売の方が勧める『幅広シューズ』

 

痛みの専門・足の専門ではない販売業の方には、

 

痛みが出ないようにするには幅広のシューズを履いてもらうしか方法がないのかとは思います

 

指が接触しないことは大事です

 

指が接触しないシューズ選びはもっと大事になるでしょう

 

シューズ選びに関しては、無料相談会も開催しております

 

足の事、シューズの事、気になることが御座いましたら、一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか

 

シューズ選びに関しては、こちらもお読みください

https://cms.e.jimdo.com/app/sb87861e7ac7c82ed/paaed3d144db3bea2?cmsEdit=1